多くの方にとって、夢のマイホームは、人生で最も大きな買い物でしょう。そんなマイホームは、資産なのでしょうか?負債なのでしょうか?
結論ですが、マイホームは残念ながら負債です。同じ建物でも自分や家族が住むのではなく、それを誰かに貸すのであれば資産です。
この記事では、その違いについて説明します。
夢のマイホームは、資産?それとも負債?
同じ建物でも自分や家族が住むために購入すると、それは負債になります。
自分で住むのではなく、人に貸して家賃をとれば資産になります。
その違いは、以下のとおり
資産とは?
それ(この場合は建物)が自分にお金を運んで来るものが資産です。
つまり、その建物に自分が住んでしまうと、誰も家賃を払ってくれないので、資産ではありません。
誰かに貸して、家賃収入があり自分の手元にお金を運んでくるもは資産と呼べます。
資産運用として、ワンルームマンションを売る際の決め台詞に、「毎月赤字でも税金が減るから損にはならない」というのがありますが、家賃よりローンの方が多い場合は、自分の手元から結局、お金がでていっているので、資産ではありません。
負債とは?
負債は、資産の逆です。
手元からお金を運んでいってしまうものが負債です。
その建物をローンで購入しており、毎月、自分の手元からローンの支払いをする必要があるのであれば、自分の手元からお金が出ていくので、負債になります。
お金持ちへの第一歩は、資産を持つこと
お金持ちになるには、どうするのか?
それは、上記で説明した資産を徐々に増やしていくことが近道です。
つまり、自分にお金を運んでくれる”もの”を増やすのです。
お金を増やす”もの”には、以下のようなものがあります。
・家賃収入がとれる不動産
・現金(銀行に預けることで、利息としてお金を運んでくる)
・株式・債券(配当として、お金を運んでくる)
逆にお金を減らす”もの”が負債です。
・家賃収入がとれない、とれてもローンの方が多い不動産
・借金(銀行などから借りるためには、利息を払う必要がある)
どうでようか、違いはわかりましたか?
不動産は、資産にも負債にもその使い方で変わるので、マイホームを資産と考える人も多いかと思いますが、いくら大きないい家にすんでも、それでお金が入ってくるわけでないので、やはり負債なのです。
労働などで得た給与を負債や浪費ではなく、資産に変えていけばどうなるでしょう?
資産が増えるほど、自分にお金を運んでくる量が増えるのです。
よく「お金は、寂しがり屋」といいますが、お金がお金を呼ぶのです。
ただ、低金利の時代だと、銀行にお金を預けていても殆ど増えませんので、株式・債券・不動産などの資産に変えて(投資して)、お金が増える速度を早くする必要があります。
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