アンソニー・ロビンズ著、本田健さん訳の「一瞬で自分を変える法」を紹介します。
この本、読むと本当に元気がでます。本田健さんの訳が素晴らしいということもありますが、やはりアンソニー・ロビンズの自分が実際にやってきたことを語っているところに、本のパワーを感じます。
本書を一言で言い表すとすれば「結果を出せ」ということです。
この本は、「自分の可能性を100%発揮して、望む結果を出す」ためのノウハウがつまったバイブルなのです。
本書を読むと「自分に制限をつくらない」生き方があることに気づかされ、「富と成功のカギ」で開く”申し分ない人生”を自分も目指せる、目指していいんだ。と思えてきます。
富(お金)、成功、目指したいけど、どこか他人ごとに思えていたものが、自分自身が手にしてよい、できると思えるのです。
兎に角、本書を読むと、気持ちが高まりやる気がでます。
この記事ではポイントのみ紹介しますが、是非、アンソニー・ロビンズ著、本田健さん訳の「一瞬で自分を変える法」、手に取って、一緒に成功への扉をひらきましょう。
「成功者のメンタリティ」7つの法則
1.いつも「可能性」にフォーカスする
成功している人、人並みはずれた成果を出せる人は、常に「今できること」に集中し、「良い結果」を引き出す力がずば抜けている。周囲からどんなに否定的な話ばかり聞かされようと、常に可能性を見出そうとする。
2.「失敗」はない、あるのは「結果」のみ
成功者はどんな結果が出ても、「失敗した」とは思わない。そもそも失敗という概念が存在することを認めていない。「失敗」ではなく「結果」とか、「成果」という言葉を使うようにしている。
3.どんな結果にも潔く「責任」をとる
偉大な指導者や偉業を成し遂げた人に共通するのは、潔く責任をとる姿勢だ。彼らは、「責任は私にある。私が引き受けよう」という言葉をよく口にする。
責任をとるものは力を持つが、責任を逃れようとする者は力を失うのだ。
4.細かいことより「本質」をつかむ
成功者は、細かいことにこだわって身動きがとれなくなることがない。
5.「人材」こそが最大の資源
際立った成果を出せるのは、ほぼ例外なく他人に対して経緯と感謝の気持ちを示せる人だ。
6.仕事は「楽しんで」やる
「仕事」と「好きなこと」とをうまく合体させることが成功へのカギである。
やる気の出る仕事を見つける努力を惜しまないことだ。遊びのように楽しみながら仕事ができるようになる。
7.「努力の差」こそ「結果の差」である
骨身を惜しまぬ努力が力を発揮する。これは成功者の常識だ。
技量だけを見れば、ほとんど差のない選手でも、「努力の差」が「結果の差」となって表れる。
「一瞬にして劇的に」自分が進化する
人は必ず何らかの「資源」を持っている。能力、時間、資金等々。ものごとがうまく運ばないのは、資源がないからではなく、今ある資源の使いこなし方がわからないからだ。
1.脳のジュークボックスにかける曲
私たちの脳の中には、ジュークボックスがある。
自分の経験は、ジュークボックスの中のレコードのように脳の中に蓄積されていく。
決まったボタンを押すと決まった曲が聴けるのと同じように、ある刺激を受けるとそれが引き金となって特定の記憶がよみがえる。
あなたは、楽しくて、幸せに満ちた曲をかけるか、悲しい曲をかけるか、自分で選ぶことができる。
2.自分に都合のいいことだけ、臨場感たっぶりに想像する。
内面的イメージは、人の五感により構成されている。中でも視覚、聴覚、体間隔という3つの感覚が重要である。
そこで、最近、楽しかったことを思い出してみよう。次に自分の肉体を離れ、映画の中の自分を見るように、その状況を離れた場所から眺めてみる。臨場感を感じただろうか?
こうした内面的イメージを利用すれば、楽しかったこと、うまくいった出来事を追体験でき、いつでも自分の望む最高の状態をつくり出せる。
3.強化すべきは、生き生きしてパワフルなイメージ
イメージを明るく、大きくすることで、思い出はより鮮やかになると感じる人は多いだろう。
内面的イメージも強化され、より魅力的なものになるが、ここで大切なのは、あなた自身がより前向きで、能力を発揮できる状態になれることである。
その他にも、以下の方法が紹介されている。
4.脳に支配されていきるか、脳を管理して生きるか。
⇒ 自分で意識的に脳を管理する生き方
5.心の中の”くだらないおしゃべり”はOFFにする。
6.未来の成功体験を予行演習する。
7.頭の中をいつも、快のレベルでいっぱいにする
これらの方法の根底にある考え方は、一環して「どのよなイメージを選ぶべきか、選択するのは自分であり、何を思い描くかをコントロールするのは自分自身なのだ」という考え方です。
この本を読み進めると、いままで、自分の脳が勝手に作り上げていたイメージに如何に自分が振り回されてきたかに気づかされます。
自分の脳なのですから、自分でコントロールできるのです。
このことを再確認できただけれも、この本を読む価値があります。
本のタイトルは「一瞬で自分を変える法」となっていますが、脳に考えさせる、イメージさせることを自分でコントロールできれば、一瞬で自分を変えることは不可能ではないのです。
アンソニー・ロビンズとは
アメリカで最も有名でパワフルで影響力のあるコーチ、それがアンソニー・ロビンズです。
各界の超一流の人たち、錚々たるメンバーが、彼の友人やクライアントとして名前を連ねています。
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