一生かかっても知り得ない 年収1億円 人生計画 江上治

億人の学び

「一生かかっても知り得ない 年収1億円 人生計画」、凄いタイトルである。
江上さんによると、親・会社・国・お金、全ての人間は「奴隷」人生から始まる。問題は「自由」を夢想するのではなく、いかに「奴隷」状態から抜け出すか。「何のために」「誰のために」稼ぐのか。年収1億円超の人の「稼ぎ」のノウハウがこの本で紹介されています。

本書「一生かかっても知り得ない 年収1億円 人生計画」では、人生計画は、3つに分かれているとしている。

では、さっそく、その3つをご紹介しましょう。

第1次 人生計画 0歳から社会にでるまで

親・会社・国・お金、全ての人間は「奴隷」人生から始まる。問題は「自由」を夢想するのではなく、いかに「奴隷」状態から抜け出すか。

奴隷状態にある幼いとき、親や学校の先生など周囲の人間によって、私たちの生涯の生きる基準値はつくられる。基準値とは行動を起こす動機である。

基準値を形づくったり自立する上で、大変大きく影響するのは、その人が奴隷状態のときに、どれほどの選択肢を与えられていたかということである。選択肢は多いほどよい。

選択、選らぶというのは、たいへん難しい行為の一つである。

選択する際、功利を考え、損得を計算し、嗜好を吟味し、真偽を見て、なかなか選択をできない。

難しいからこそ、思考のトレーニングができて、自由に発想ができるようになり幅の広い選択眼、独自の選択基準をつくるようになる。

第2次 人生計画 社会にでてから年収2000万円になるまで

年収2000万円を稼ぐには、「自分」という素材を最大限に活かす必要がある。

稼ぐ人になるための第一条件は、過去の人生の振り返りをし、現在を把握し、分析をすることである。稼げない人は、過去を捨て去り、飛躍だけを図ろうとしている。

線ではなく点の人生では稼げる人にはなれない。

年収2000万円を実現するキーワードは、「調べる」「真似る」「耐える」である。どの業界のどの業種を選べばどれだけ稼げるか、調べればすぐにわかる。

また稼ぐことは、楽しい・面白いにつながらないこを銘記しなくてはならない。面白くもない仕事を、いつか稼ぐ道具にしてやろうと考える思考が重要なのである。

ほとんどの人が誤解しているのは、自らイチローにならなくては稼げないと思い込んでいることだ。

カリスマに自分がならなくてもいい。カリスマに仕えて、その技術を真似るだけで、年収2000万円は実現できる。

「弱み」とその弱みの「補完」は、ビジネスにかぎらず、人間社会を好循環させる真理である。

これは、相手の弱みを探しだして、それを穴埋めしてあげるということである。人間、必ず弱点をもっているのである。

第3次 人生計画 年収2000万円から年収1億円へ

年収1億円を稼ぐには、「自分ブランド」をつくる必要がある。

「自分ブランド」の形成には、自分のこだわりや強みを究極まで突き詰める必要がある。それにより周囲から評価を得る土台になる。

資格や肩書から離れて、裸の自分で勝負することが必要となる。

お金は人が運んでくる。有力者から見込まれるため、人間性を高める必要がある。

挫折したとこは、自分の責任と受け止めて、覚悟をもって対応する。それがさらなる成長につながる原動力となる。

利益は周囲と分かち合うことで、それ以上の利益を呼んでくれる。

年収1億円を実現したら、過去を振り返り感謝の気持ちを持つこと。

まとめ

私は、このブログで、節約・稼ぐ・投資の3つの黄金ルールで自由になるというテーマで役にたつ記事を記載したいと考えています。

本書「一生かかっても知り得ない 年収1億円 人生計画」は、その「稼ぐ」と「投資」に関する内容となっています。

サラリーマンで稼げる上限は、2000万円であり、そこから年収1億円を目指すには、①自分ブランドの確立、②お金は人が運んでくる法則、③年収1億円のお金感 という3つの心構えを認識しなくてはならないとのこと。

これは、サラリーマンとして「稼ぐ」ことから「投資」をする人へのマインドチェンジが必要ということなのではないかと思います。

本書のなかで江上治さんがいっている「自由には決定的に難しいことが、一つある。「選択」を任されるということである」という言葉がとても印象的でした。

多くの人が、「自由」をもとめながら、「奴隷状態(社畜状態)」に甘んじているのは、心のどこかかでこの「選択」を任されることを怖がっている、嫌がっているのではないかと思います。

私自身、この「選択」を任せることには、重圧を感じることも多々あります。

この重圧に打ち勝ち、「自由」を目指せるように成長していきましょう。

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