節約をしたい人は、思い切って車を手放しましょう。
勿論、余裕のある人は、好きな車を購入すればいいのですが、貯蓄がしにくい状況であれば、車を手放すことも選択肢として考えましょう。車の維持には、毎月、約6万円かかります。
車を持たなければ、その分貯蓄に回せるのです。
車にいくらかかってる?
車にかかっている費用の概算は、月に6.8万円
車を持たなければ、その分、公共交通費がかかるのですが、6万円程度は貯金に回せます。
計算根拠は、以下のとおり。
車両本体 2.38万円 (7年に1度買い替えの場合)
※7年に1度、車を買い替えるとすると、200万円の車が7年後に100万円で下取りできたとして、(200万円-100万円)÷7年÷12ヵ月=2.38万円/月
ガソリン代 0.5万円/月
駐車場代 1.0万円/月
税金 0.1万円/月
自賠責 0.1万円/月
車両保険・自動車保険 2.8万円/月
合計で、6.8万円です。
どうしても必要なら中古を考えよう
車は、よほどのレアな車でなければ、購入した時が最も高い値段がついています。
新車は、購入して一度でも運転すれば、その時点で大幅に価値が下がるのです。
どうしても車が必要という場合は、中古車の購入を検討しましょう
車の利用時間で価値を考えてみる
車が必要かどうかは、その利用頻度で考える必要があります。
例えば、毎日、通勤や買い物に使うなど、車の利用頻度が高い場合は、月あたりの車利用時間は、
毎日車を2時間使う場合、月では60時間となります。
月あたりの車維持費が6.8万円なので、1時間あたりだと、1100円程度の利用料となります。
一方、週に1日、3時間しか使わないといった場合は、月で12時間となります。
その場合、1時間あたりの利用料は、5600円にもなります。
このような使い方なら、レンタカーやカーリースを利用した方がお得になりますね。
高い車を買っても、自宅の借庫に飾っておく時間がながいだけなら、あまり価値がないのではないでしょうか?
美術品のように、飾っておいて時間の経過とともに価値があがるものなら、いいのですが、車はよっぽどのレアなものでない限り、時間の経過とともに確実に価値が下がるのです。
お金を増やすためには、価値の目減りの早いものを極力買わないようにするのが近道なのです。
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