あなたは、車をもっていますか?
車は、生活必需品であり、また車の保有自体が趣味、生きがいという人もいるでしょう。
ところで、あなたは、車にかかっているコストを把握していますか?
車の購入費用が200万円だったとか、購入した際の金額は覚えていても、年間の維持費については意外と計算していないのではないでしょうか?
この記事では、車の年間維持費とその節約ポイントを説明します。
車の年間維持費用はいくら?
車を購入すると、その維持にかかる費用項目は、次のとおりです。
1.車両購入費用(購入時のみ)
2.車のローン(ローンで購入した場合)
3.自動車税(年1回)
4.自賠責保険(車検ごと)
5.自動車任意保険(月払いor年払い)
6.点検費用(法定点検年1回)
7.車検費用(隔年、新車時のみ3年)
8.駐車場代
9.燃料代(ガソリン、軽油)
10.タイヤなど交換費用
1.2.は、購入時に金額をよく理解していると思いますし、8.駐車場代は、場所により大きくことなりますので、ここではそれ以外の維持費についてみていきましょう。
軽自動車 | コンパクトカー (1.5L) | ミニバン (2.5L) | |
自動車税 | 10,800円 | 34,500円 | 45,000円 |
重量税 | 12,300円 | 16,400円 | 16,500円 |
自賠責保険 | 12,422円 | 12,806円 | 12,806円 |
自動車任意保険 | 80,000円 | 85,000円 | 90,000円 |
点検費用 | 15,000円 | 18,000円 | 20,000円 |
車検費用 | 25,000円 | 30,000円 | 35,000円 |
燃料代 | 80,000円 | 100,000円 | 140,000円 |
合計 | 223,000円 | 318,400円 | 346,500円 |
仮に、駐車場代を月1万とすると、年間で40万円近くの維持費がかかっているのです。
車の維持費用の削減ポイント
年間40万円程度かかる車の維持費用ですが、上表の赤字部分以外は、車を持っている限り削減するのは難し項目です。
つまり、削減の余地があるのは、自動車任意保険(自動車保険)と車検費用の2つに絞られます。
車両保険は無駄
自動車保険のうち、対人、対物は不可欠ですので、削減ポイントは、なんといっても車両保険です。
車をローンではなく、一括で購入した場合は、車両保険は「無駄」です。
最悪、車を傷つけて修理に100万円もかかるとなったら、1、2年車を手放せばいいのです。
車両保険に入らなければ、8万円以上かかる自動車保険を1~2万円で済ませることができます。
毎年6万円削減でき、10年無事故であれば60万円が手元に残ります。
万が一、10年に1度、車を傷つけても修理代に60万円かかることは稀ですし、一度も事故をおこさなければ60万円を資産形成に充てることができるのです。
参考までに、車両保険の加入率は実は44.4%と半分以下なのです。
車を購入した際、ディーラーは車両保険を当然のように勧めてきますが、今一度、必要性を検討しましょう。
ただし、ローンで購入している場合、車を手放したのにローンだけが残るという最悪の状態になるため、そもそもローンでしか購入できない高価な車を買うのはできるだけ避けましょう。
詳しくは、以下の記事で説明していますので、参考にしてください。
自動車保険、車両保険は不要です。 | kurage8のお金の勉強 (kozukai.xyz)
車検を安くする
車検費用は、ディーラーで行うか、ガソリンスタンドやオートバック等の車用品店で行うかにより大きく費用がかわってきます。
楽天車検などの車検比較サイトをつかって、安全にかつリーズナブルな車検にきりかえましょう。
楽天車検での車検の受け方については、以下の記事で詳しく書いていますので参考にしてください。
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