月々の電気料金がどれくらいなのか自分で把握していますか?
総務省統計局の家計調査によると、2018年の2人世帯~5人世帯の電気代の平均額は下表のとおりです。
月間の 平均電気代 | 年間の 平均電気代 | |
2人家族 | 9,559円 | 114,708円 |
3人家族 | 11,024円 | 132,288円 |
4人家族 | 11,719円 | 140,628円 |
5人家族 | 12,846円 | 154,152円 |
毎月、1万円以上は、電気料金への支払いを行っているわけです。
電気料金の節約というと、エアコンを我慢したり、冷蔵庫の開け閉めを減らしたり、照明を小まめに消したりと我慢や面倒を強いることになりますが、小売り電気の自由化が進んでいるので、電気会社を切り替えるだけで、今と全く同じ電気を利用しながらコストを下げることが可能なのです。
もしまだ、東京電力、関西電力など、大手の電力会社を使っている場合には、以下であげる新電力各社への切り替えを検討してみましょう。
新電力といっても、東京ガス、ENEOSなど、大手企業エネルギー企業やau、ソフトバンクなどの大手通信業者が参入しているので、企業としては安心です。
また、どの会社と契約しても自宅の電気設備は何も変える必要がありませんので、本当に契約の変更のみとなります。
電気代がいくら安くなるのか
新電力への契約切り替えにより、いくら安くなるかが気になると思います。
結論からですが、4人家族なら年間で約10,000円のコストダウンが可能です。
家族構成により、削減額が異なりますので、大手石油会社ENEOSのサイトで東京電力との比較を家族構成別にまとめてみました。
年間削減額 | |
ひとり暮らし | 2,340円 |
2~3人家族 | 5,670円 |
4人家族 | 10,370円 |
5人以上の家族 | 15,820円 |
年間でみると、大きなコストダウンができることがわかりますね。
出典)ENEOSでんき 料金メニュー|ENEOSでんき|ENEOS (eneos.co.jp)
また、東京ガス、ENEOSでんきなど、「切り替え後 3ヵ月間基本料が無料」といったキャンペーンをやっていますので、切り替えるだけで即お得になります。
電気会社の切り替え方法
電気会社の切り替えというと、なんだか大変そうですが、実はインターネットのホームページから申し込みを行うだけで、後は何もする必要がありません。
電気会社の切り替え手順
1.自分の住所等の基本情報を登録する
2.契約内容を決めて申し込み
この際、既存の契約内容があると手続きがスムーズですので、利用中のメニューや契約アンペア数が記載されている「検針票」を用意しましょう。
3.契約完了の知らせを待つ
実際に電力会社が変更になるには、2週間~1ヵ月程度の時間がかかりますが、申し込み者がやることはありません。
※ スマートメータへの交換が必要な場合は、別途案内がありますが、これも電力会社の方で作業が行われますので、申し込み者は何もする必要がありません。
おすすめ新電力会社
新電力会社は、以下では大手の会社に絞って紹介します。
1.東京ガス
2.大阪瓦斯
3.ENEOSでんき
4.auでんき
5.ソフトバンクでんき
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