夏になると活躍する雨水タンク、各市区町村が設置を推奨しているのをご存知ですか?
意外かもしれませんが、各市区町村の下水道を所管する部署が家庭での雨水タンクの設置を推奨しているのです。
なぜ雨水タンクを設置するのか?
災害時の非常用水に
雨水タンクは災害時の断水対策、防災グッズとして利用することができます。主な用途はトイレ浄水等になります。
(雨水ですので、飲料水としては利用できません)
花や庭への散水に
特に夏場など、花や庭への散水に多くの水道水を使うと思います。貯水タンクの水を使うことで節水することができます。水道料金の節約になりますね。
いくらで雨水タンクを設置できるのか?
節水で水道料を安くできるのはいいけど、設置するのにいくらかかるのか気になりますよね。
雨水タンクの大きさには、様々なものがありそれにより金額もことなりますが、ざっくりいうと1万円程度はかかります。
大きさは、一般家庭用としては、100リットル程度が適切だと思います。
私は、横浜市在住なのですが、横浜市の「雨水貯留タンク設置助成制度」(う~ん、固いネーミング!)では、100リットル以上の貯水容量があることを条件にしています。私が設置した写真のものが110リットルです。
庭に置くには、この程度が適切でしょう。
金額は、楽天市場が最安値で税込み10,000円でした。
デザイン、金額、機能を総合的にみても「コダマ樹脂 ホームダム110L」がベストだと思います。
通常、10,000円以上するのですが、「TOKILABO」さんだけが10,000円で提供していますので、人気が高く私も注文してから1ヵ月以上まちました。
雨水タンクを半額で設置する方法
半額で設置するには、横浜市の「雨水貯留タンク設置助成制度」を活用しましょう。横浜市以外でも同様な助成制度を多くの自治体が行っていますので、各自治体のホームページを検索してください。
ここでは、横浜市のを例にその手順を確認しましょう。
(1)ホームページで、助成制度の内容を確認する。
横浜市の場合の条件は以下のとおり
・100リットル以上の貯水容量があること
・既製品であること
・密閉構造であること
また、助成金額は、購入金額の2分の1であり、上限は20,000円でした。
(2)申請書をだす。
・ホームページ等、購入予定の雨水タンクの金額、容量を確認して申請します。
(3)「雨水タンク設置助成金交付決定通知書」が届く。
(4)雨水タンクを購入して設置する。
(5)「設置完了報告書と添付書類」を送付する。
・設置か完了したら、購入した際の領収書のコピーと設置したことが分かる写真を添付して報告します
(6)「金額確定通知」が届くので、「請求書」を早急すれば口座へ入金がされます。
5,000円のためにしては、まあまあ手間がかかりますが、楽しんでやりましょう。
設置方法は?
設置方法ですが、結論、自分自身で設置することが可能です。
ただし、雨どいを自分で切る必要があるので、ちょっと勇気がいります。
やってみると雨水タンクと一緒に送られてくるカッターで簡単に切ることができるのですが、自宅の雨どいを切る経験などしたことがないと思いますので、ちょっとビビります。
ただ、説明書のとおり高さを間違えずに切れが、実際にはそれ程、難しいものではありません。
コダマ樹脂 ホームダムの凄いとこ!
通常、雨水タンクは、雨どいから水を引き込むパイプと水が貯まり過ぎた場合にオーバフローしないよう、雨どいに水を戻すパイプが必要なのですが、ダマ樹脂 ホームダムは、それが一つのパイプでOKとなっている点が凄いです。
下図では、雨どいからタンクへの流れしか書いてありませんが、タンクが満杯になると、同じルートを使って、水が雨どいに戻る仕組みになっています。これ凄くないですか?ちょっと感動です。
おまけ
ダマ樹脂 ホームダムを購入した「TOKILABO」では、購入した雨水タンクを設置した後の写真に感想を添えて送付すると「QUOカード500円分」をプレゼントということをやっています。
これで、10,000円の雨水タンクを4500円で設置できますね。おっと、市役所の手続きで切手代が数百円かかっているので、やはりトータル5,000円位はかかってますね。
更におまけ
実は、今回、既製品の雨水タンクを設置したのですが、それまでは、手作りの雨水タンクを使っていました。
その作り方は、以下で紹介していますので、手作りに興味がある方は、参考にどうぞ。
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