経済的自由のためには、「資産所得」を増やしていく必要があります。
「資産所得」を得るには、自分が働かなくても自分にお金を運んできてくれる資産「もの」を持つ必要があります。
マイホームを「資産」と思っている人が多いですが、マイホームを購入してそこに住んでいても1円も入ってこないいので、「資産」ではありません。
納得できないという方は、以下の記事で詳しく説明していますので参考にしてください。
さて、親から不動産、株、債券、預貯金を相続した場合を除くと、殆どの方は、最初から所得を生み出す「資産」をもっていなところからのスタートとなります。
最終目標である「資産所得」のみで生活できるようにするためには、徐々に「資産」を大きくし、そこから得られるお金を大きくする必要があります。
「資産」を大きくするためには、もちろんお金が必要。
お金を貯めるには、「節約」、「稼ぐ」の両方の力が必要なのですが、「節約」→「稼ぐ」という順番で始めるのがポイントとなります。
何故なら「稼ぐ」のを大きくしても、それ以上の「支出」があれば、一向に「資産」を購入して大きくすることができないからです。
まずは、「支出」を少なくするための「節約」からはじめましょう。
資産を増やすための節約
「節約」というと、なんだか「ケチ臭い」「つまらない」「我慢」といったネガティブなイメージがあります。
しかし、少しの調べたり、工夫したりするだけで、生活の質を下げずに「支出」をおさえることはできるのです。
「節約」のポイントは、金額の大きい以下の6つの固定費の見直しです。
「通信費」、「光熱費」、「車」、「保険」、「家」、「税金」
吉野家の大盛を我慢して普通もりにするような、小さな節約ではなく、金額の大きいところを狙いましょう。
しかも、通信費、光熱費などは、契約会社やプランを変えるだけで、実質的には同一のサービスをうけれる場合もあるので、生活の質を落とさない節約が可能なのです。
資産を増やすために稼ぐ
「節約」により、資産を増やすためのお金が貯まりやすくなったら、次に、稼ぎを増やすことも考えましょう。
稼ぎを増やすには、大きく2つの道があるでしょう。
・今の給与をもらっている組織で昇進し、より高い給与を得る。
・他の組織に移って、より高い給与を得る。(転職)
これまで、年功序列、終身雇用が一般的であった日本では、転職せず、一度属した組織で働きつづける人が多かったと思います。
しかし、時代は大きく変わってきています。今や34歳までの転職者比率は、20%を超える時代になっています。
その背景には、まだ年功序列が残っているが、自分が40、50歳になることには年功序列がなくなっている可能性が高いという危機感があると思います。
多くの組織がバブルにころに入社した50歳前後を多く抱えているため、もはや年功序列を維持して50代の社員全員に30代、40代より高い給与を払うことができなくなっているのです。
そうなると、今の30代、40代はかなり悲惨な状態になります。若いころは給与を安く抑えられ、いざ50代になったときには、年功序列が崩れ、そのころの30代、40代に給与が回されることになるのです。
そのため、若い世代が既に年功序列を廃止し、実力で評価される組織に移ることはある意味当然の流れと言えるでしょう。
勿論、今の組織が好きでやりがいもある仕事であれば転職する必要はありませんが、スキルアップを行い、より早く昇進できるようにしましょう。
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