ダウ理論とは?
ダウ理論は、アメリカのジャーナリストであり、ダウ・ジョーンズ・アンド・カンパニー(Dow Jones & Company)の共同創設者であるチャールズ・ダウ(Charles Dow)によって提唱されました。彼は、19世紀後半から20世紀初頭にかけて、ウォール街で活動し、投資に関する見解や理論を広めました。
ダウ理論は、「6つの基本法則」から成り立っていますが、その中の1つである
「明確な転換シグナルが出るまでトレンドは継続する」が最も重要です。
トレードをしていると「そろそろ最高値になって下げに転換するのでは?」「もう十分底値だよね」と根拠なしに考えてしまいがちです。
しかし、明確なトレンド転換が発生するまで、トレンドは継続するということをしっかり理解していなと、エントリーしては、まだだったと、損切りを繰り返すことになってしまいます。
通常、トレンドが発生すると以下のようにダウの切り上げ、切り下げが発生します。
「明確な転換シグナルが出るまでトレンドは継続する」とは、上昇トレンドについていえば、以下のように高値もしくは安値が切り上がらなくなる状態をいいます。
これらの変換パターンをしっかり確認してから、エントリーをすることで無駄な損切を減らすことができます。
変換パターンを詳しく見ていくと、変換には、以下の3つのパターンになります。
ダウ理論を頭に叩き込むことによって、何となく、下がりそう、上がりそうという、何となくトレードを卒業して、方向性を理解した上でのトレードエントリーが可能となります。
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